日本語English
 小中大

HOME > 主な活動 > LAVICORD

LAVICORD

水産・工学分野に広がったアフリカ支援
~LAVICORDプロジェクトの軌跡と成果~

LAVICORD(Lake Victoria Comprehensive and Aquatic Environment Research for Development)は、長崎大学がケニアのマセノ大学・モイ大学・KMFRI(ケニア国立海洋水産研究所)と協力して2014年2月から2016年9月までアフリカ・ケニアで行ったプロジェクトです。プロジェクトには水産学部と工学部が参画し、ビクトリア湖畔の周辺住民の生活・健康水準向上に寄与すべく、湖沼環境の調査とシミュレーション解析を行い、湖水浄化・利用(有毒アオコとその毒素の除去・生活用水の再利用)、水産業(漁業技術・養殖技術・漁獲物の価値向上)等で学術的な知見に基づく効果的・持続的な改善事例・アイデアを創出しました。長崎大学はこれまで50年の長きにわたり、主に医療分野の協力をケニアを中心に実施してきましたが、水産分野と工学分野における、新たなアフリカ支援の形となりました。

↑図.LAVICORDの行われたケニア・キスムとプロジェクトサイトの位置関係

プロジェクト運営に当たっては、二名の現地リサーチコーディネータをCICORNが雇用し、LAVICORDで雇用された一名のリサーチコーディネータ、プロジェクトマネージャが現地のさまざまな問題に長崎大アフリカ教育研究拠点と連携対処し、ケニア側とのたゆまない努力を重ねました。また長崎に身を置く10数名の水産学部・工学部の教員も2年にわたり計60回超のケニア出張を重ね、現地事情に即した研究のアドバイス、ケニア人材の指導に当たりました。

 今後、長崎大が持続可能性・発展性を勘案し残した成果をビクトリア湖畔の行政機関、大学等の研究機関が如何に活用していくかが最大の課題となりますが、プロジェクト終了直後に開催されたTICAD IV(第6回アフリカ開発会議)では、日本のさらなるアフリカ協力が謳われたところであり、長崎大学がケニアで築きあげた協力が形を変えて日本のアフリカ貢献に寄与することが期待されます。

↑写真.ポスター発表を行った長大生(欧暁鳳 M1)

←写真.2016年7月22日に行われた成果発表シンポジウムの参加者

↑水産分野における成果物の一つ、ビクトリア湖産の魚の練り製品の開発。左は練り製品加工法を記したパンフレット、中央写真は7/22の交歓会で用意された練り製品を試食するケニア人参加者、右は長崎名物「ハトシ」に着想を得た「Samaki Toast」のレシピ(左のパンフレットより抜粋)。

詳細情報

ページトップへ